命ぐるぐる元気生活

『生ごみリサイクル元気野菜づくり』と『食改善元気からだづくり』をライフワークにガーデニングと子育てしながら、食と健康に関して思うことを報告しています。

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佐世保北高校での読み聞かせボランティア

今日は佐世保北高校2年生のクラスで読み聞かせボランティアに参加してきました。
えっ!?高校生に絵本?と最初聞いた時はビックリしました。読み手を探しているとのことで協力することになりました。
実施要綱
2年生の課題図書となった『わすれられないおくりもの』、これは思い出の絵本だったので、高校2年生を希望しました。

17年前、5歳下の妹が20歳の大学2年生の冬、トラックにはねられた時、お腹に7カ月の赤ちゃんがいた私のもとへは連絡を躊躇したようです。夜言えば車を飛ばして佐世保から岐阜まできかねないと、朝になって始発で来るように連絡がありました。
病院につくと、たくさんの大学生が玄関から病室までの道々座り込んで泣いていました。お姉ちゃんをずっと待って頑張っていたけど1時間前に息を引き取ったと…白い布をかぶった妹の姿がありました。
家族がとてつもない悲しみの中にあった時、一緒に悲しんでくれた妹の同級生達が送ってきてくれたのがこの絵本でした。
忘れられない贈り物
読んだ後『生き甲斐』と『死に甲斐』の話をしました。生きている時、愛するもの・守りたいものをみつけることで人は『生き甲斐』を持つことができる。そして、死ぬまでの間にひとつでも多くの命のバトンを渡して、死んだ時、どれだけ後に残す人たちを変えることができたか、それが『死に甲斐』ではないか…
1度きりの人生、『生き甲斐』を見つけ、必ずいつか出会う死、それまでの限られた時間に『死に甲斐』を残せる悔いのない生き様を、思いきってやりたいことをして生きて欲しい…とんな気持ちを込めて、お話もしました。

息を引き取った妹の傍らで号泣する背の高い見知らぬ若者がいました。
3か月前のクリスマスに告白してくれたという同級生の男の子でした…それから5年間、命日には大きな白いバラの花束がいつもお墓に飾ってありました。25歳になって、やっと次の恋ができそう…と手紙をくれた優しい男の子でした。妹のことを愛してくれた男の子がいたことが、生きていた証だったような気がして、「早く忘れて前に向かって欲しい」と言いながらも、家族にとってはありがたい気持ちがしました。

次に読んだ絵本は『100万回生きたねこ』です。
100万回生きたねこ
自分しか愛せない100万回生きたねこが、はじめて愛することを知り、愛する白猫と家族を持ち、愛するもの・守りたいものをもったとき、本当の喜びと共に、本当の悲しみも知るお話。愛する白猫が死に、泣いて泣いて泣き疲れて一緒に死んでしまってから、これまで100万回生き返ったねこが、もう2度と生き返らなかった…というお話。
しろねことの別れ
別れのない人生も苦しみのない人生もない、どんな人にも人生には多くの試練が必ず来るようです。それでも、人は一生懸命に生き、人を愛し、悲しみも苦しみも呑み込んで、そして必ずいつか死を迎える。
100万回愛されたのに愛することを知らなかった100万回の人生よりも、本当に愛するものを見つけて、別れの悲しみを知ったたった1回の人生のほうが、このネコにとって、大きなものだった…生きる目的を達成した…とでも言えるのかもしれません。家族でも恋人でも仕事でも趣味でもいい、命に変えても守りたいぐらい愛するものに出会って欲しいな…と思います。親になれば、皆そんな気持ちを体験することと思います。

次に読んだのは、やなせたかしさんの『あんぱんまん』原作。
「本当の正義というものは、決して格好いいものではない、必ず自分も深く傷つくもの。そんな捨て身・献身の心なくしては正義は行なえない。ひっそりと恥ずかしそうに登場して、気楽そうに笑うアンパンマン。」とやなせさんは言っています。
アンパンマン
顔が無くなるのは残酷すぎるというクレームが多数寄せられ、顔がないアンパンマンはこれっきりでした。

次に進化した最近のアンパンマンを紹介。そこにも、やなせさんからのメッセージを感じます。
梅雨のジメジメなど、うっかりすると、バイキンマンが操るカビルンルンが大暴れ。
かびるんるん
どんなにボロボロになったアンパンマンも、にっこり迎えておおきなアンパンを焼いてくれるジャムおじさん。親や大人のあるべき姿のよう…
ジャイアントアンパンマンになって、自分を強くすることで、バイキンマンを小さくする。トコトン殺してしまうことなく、折り合いをつけて共存する姿を描いています。
自分を強くする
温暖化も進み、菌やウイルスはますます元気になり、人間は自然から遠のき、免疫力を下げる一方では、先進国ほど原因不明の新種の菌やウイルスを生み出し、新種の感染症、多剤耐性菌、アレルギーに悩まされる状況。
O104
この世の中は、白・黒はっきりできないことばかり、政治も、菌やウイルスの世界も、人間関係も、白黒よりも折り合いをつけて共存しあうことを目指す!そんな柔軟な思考力をもった広い視野と深い知識をもった人へ育って欲しいものです。悲しみや苦しみや怒りや憎しみや絶望やあきらめよりも、希望や愛や夢を心に抱き、健康で幸せな人生を歩んで欲しい…心からそう願って、お話をしました。

我が子の同級生もいて、ちょっと戸惑いましたが、17年前のことを思い出しながら、命をテーマに4冊の絵本を読みました。

大久保小学校での殺傷事件があった6月を『心をみつめる教育週間』としている長崎県。
後に残された私達が、どう変わるか?小さな命の『死に甲斐』を守るためにも、6月は特に、命をみつめていきたいものです。高校でのこうした取り組みはとてもめずらしく、多くの保護者の協力の様子にも感動しました。
  1. 2011/06/30(木) 01:08:39|
  2. 地域活動
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<不妊について思うこと『タンポンの落とし穴』 | ホーム | 6月の太陽光発電(5月10日~6月6日)>>

コメント

朝から涙があふれました

高校生に読み聞かせ?とびっくりしましたが、なるほどいい取り組みですね。
勉強や部活にゲームに携帯メールでほとんどゆっくりする時間がない子どもたちにとって、
ひとときの心の栄養剤のような時間になったのでしょうね。
一緒に聞きたかったなあ
中尾先生の話しを聞けた子どもたちは幸せ者ですね。
もっともっとこんな取り組みが増えていったらいいなあと思いました。
  1. 2011/06/30(木) 06:56:20 |
  2. URL |
  3. 菌ちゃん #-
  4. [ 編集 ]

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中尾慶子

Author:中尾慶子
長崎県佐世保市でガーデニングを楽しみながら、生ごみリサイクルで元気に育つ庭の野菜と花に癒されています。元気な命を育てるために日々アンテナを張っています。
聖和女子学院 理科講師
大地といのちの会理事
玉屋ベジライフ店長
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メール:nakao039@tvs12.jp

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