次回3月26日の玉屋『家族のための食セミナー』では『ダシの重要性』をテーマにしているので、さまざまな情報収集をしているところですが、先日のNHKあさイチでは『うま味』について特集されていたので、真剣に見させていただきました。いつも面白い実験データを示してくれるNHK番組。
マウス実験で水分にうま味を入れたものと、ただの水を飲ませた場合、同じ高脂肪食で育てたねずみを観察。
6ヶ月後のねずみの体型には歴然とした差が!
人間でもうま味なしの料理とうま味ありの料理を食べた後のデザートの摂取量を比較。
適度なうま味をとった場合、食べ過ぎない傾向があることがわかります。
うま味が脳を刺激していることも、脳科学的に検証されています。満腹中枢の刺激はもちろん、おそらく、こうしたことが血圧調整などにも大きく影響していると言えるのですね~納得。
また、唾液の分泌もこれほど影響を受けるのですから、うま味がある食事をすると消化吸収も良くなると言えそうです。ドライマウスの人はお茶にもうま味が入った昆布茶を番組では勧めていましたが。昆布をしゃぶるだけでも相当な効果がありそうです。だって、口臭予防には以前から昆布を舐めるといいと言われていますよね、唾液分泌がよくなるから!
肉や魚に塩こうじをまぶしておくのが流行っていますね。塩をするだけでも肉のイノシン酸がグルタミン酸に変わってうま味が増えるんですから、さらに麹菌も食べられる『塩こうじ』は健康生活の応援になる調味料です。
西洋ではこれまで認識されていなかった『うま味』が日本食の『うま味』文化に見習って世界で認識されつつあるそうです。
西洋での『甘味・辛味・苦味・塩味』に加え、日本文化では中心的存在だった『うま味』が加わり、健康に良い、本当の美味しさを調理が世界中に広がる時代が来ているようです。
ダシの文化・うま味の文化ってすばらしい…
- 2013/03/20(水) 15:51:39|
- 健康と食の情報
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2月25日、聖和女子学院中学1年生の子ども達が手作りの『お弁当の日』。
おばあちゃんの畑での野菜作りの話を聞かせてくださった徳田愛さんと共に。『愛ちゃん弁当』への思いなどを事前に学習していた1年生が一生懸命つくったお弁当はどれもすばらしかったです。
愛ちゃんはお弁当作りが忙しい中、子ども達のために、美味しいカブのスープを作ってもってきてくださいました。
朝の4時から起きて頑張った子もいて、趣向をこらしたお弁当がたのしかったです。
お味噌汁までお弁当に作ってきた子、美味しそうな卵焼きや、ロールキャベツなどなど…大好きなおかずを美味しそうにつくっていました。
担任の谷口先生の3年がかりの、グローバルに生きる力をはぐくむキャリア教育のプロジェクト(*゚▽゚*)1年目の集大成として立派な成果を感じられるものでした
フェアトレード・有機農業・地域循環など多岐のテーマに取り組んだ子ども達でした、ちっちゃくても熱血の担任の谷口先生や、多くの講師の皆様を含め、お疲れ様でした
追伸:多くのお弁当はフェイスブックの写真集で掲載しておきますね。
- 2013/03/20(水) 11:42:14|
- 学校での取り組み
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波佐見町の隈部先生に出会い、手作り化粧品を習うようになりとってもお化粧ライフまで楽しくなってきました。毎月ベジライフでも実施してもらうことになりましたので、ご興味のある方はお気軽にどうぞ。作りたい物を単品で予約する仕組みになっているようですから喫茶店に行くみたいな?感覚で注文できるのがいいですね~。添加物がない化粧品ですから1ヶ月ぐらいで使い切るようにして定期的に作るのが楽しそうです!東京の逗子市から引っ越してこられた元看護婦さんご姉妹でされていて、なんでも研究熱心で知識が豊富でとっても楽しいです(*゚▽゚*)
母と七種さんと体験訪問。超!たのし~ひとときでしたね!?女性にはたまらない世界でみんな笑顔(*゚▽゚*)月に一回は玉屋ベジライフでも実施していただきます。予約がとれればいつでもご自宅の工房で実施していただけるそうです。
日焼け止めクリームと美容クリーム、口紅などを作らせていただきました。
道具を揃えるのが大変だったでしょうね~
シアバターをタップリ使った贅沢な美容クリームつくりました。
日焼け止めやファンデーションなど自分の肌にあった色合いをだんだんつかんでいけそうです。色の配合中。
欲しいものは自分で注文表で計算。インジコを使っていないヘナを発見!1500円で購入。白髪が少し気になってきた40代ですが、これで3回は染められます。
ヘナはお湯で練って、頭に塗って、ビニールと帽子かぶって、1時間庭の草取りしてからシャワーを浴びるとバッチリ!夜ふかしして夜中にするときもあります。植物で染めるのは1時間ぐらいかかるけど、化学物質で頭皮や体内汚染すること思えば1時間なんてすぐですよ。
この日は手作りのシフォンケーキやオレンジゼリーや手作り梅が枝餅で女子会のノリで楽しくたくさん笑いました。
みかんを甘皮ごとミキサーにかけてできたゼリーとか、甘納豆の入ったシフォンケーキとか、食と美容に理解のある皆さんだから、差し入れまで嬉しい安心なものばかり・・・感動です。
価値観が似ているので、オシャベリしていると役立つ生活の知恵が次から次に…隈部さんにはまだまだ習いたいことがたくさんです!内側から輝く生き方でお顔までキレイ~、見習いたいですね(^_^;)おしゃれ苦手だった私も人生の後半は古びてきた顔やお肌のメンテナンスもちょっと必要になってきた頃。良い出会いに感謝
ローズの香水とかついつい買っちゃいました(^_^;)かわいい容器も色々。
【お知らせ】
ベジライフで3月5日(火)13:30から手作り化粧品教室スタート
今回は口紅と美容クリームの予定です。
毎月の実施予定で材料準備のため事前予約が必要です。
ベジライフ電話0956-23-0128
- 2013/03/01(金) 09:54:32|
- 手作り化粧品教室
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2月18日(月)には、川崎市高津区役所での生ごみリサイクル研修会に呼んでいただきお邪魔してきました。
皆さんがとても熱心な雰囲気でした。
送っていた本やボカシやカキガラ石灰や微生物液もご紹介することができてよかったです。
地元でよく活用されている方法などを川崎の市民団体の皆さんがわかりやすく説明しておられました。
こちらの団体では「かの有名な吉田俊道さんの大地といのちの会から理事の中尾さん」と紹介していただきました。「!?そんなに吉田さんは有名なんですか?」とお聞きすると「この業界では吉田さんは有名人」と言われました。大地といのちの会としては喜ばしいことで、光栄ですね~!?(^_^;)
吉田代表が全国飛び回って、種まきしている成果を感じることができました。
私としては久しぶりに泊りがけの講演を引き受けたのですが、月曜夜の交流会には火曜の仕事のため、参加できずとっても残念でした。
東京ではレンタカーを借りて150kmの距離を走りました。「講演料-経費」は赤字講演だったので欲張って、せっかく東京まで行ったので、大学5校を下見して、久志富士男先生紹介のプロポリスの山下社長と談話できたことも大きな収穫でした。
各地でこうして、志を同じくした仲間が元気に楽しそうに活動されている様子を知ることで、大きな勇気をもらうことができました。
川崎の皆さんは佐世保の食育祭にまで足を運んでくださるほど熱心で、同時に食の問題にも取り組んでおられる方々が多いようでした。これからも、連携しあって大きなうねりを起こしていきたいものです。
ありがとうございました。
- 2013/02/27(水) 11:02:44|
- 講演報告
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土作りについて、リクエストがあったので過去の写真を再度掲載しますね。
木枠で土作りの方法についてですが、
例えば我が家の場合は廃材をもらってこのように少し埋こんで置いてるだけの枠を作って、ここに土と米ぬかや生ごみや草を混ぜて土作りをしています。プランターで使い終わった土などもここにひっくり返して再度、土ごと発酵で土作り。
できた土は花壇などにまいてつかったり、新しくプランターに入れてつかったりします。
生ごみをいれる量は、腐敗へいかないように気をつけるぐらいで、繰り返し入れたりもします。最期に入れてから1ヶ月はねかせておきます。
土はできるだけむき出しにならないように、ワラや草などをかぶせるようにしています。
草は日よけ雑草よけの草マルチとしても、追肥としても、ミネラルの多い土にするためにも、捨てることなく活用しています。
菜園や花壇にも、廃材をもらったものを活用して枠をつくって、土を持ち上げて、水はけの良い状態になるようにしています。
うね上げの代わりに、廃材木枠で菜園にしています。
この木枠の中で耕し、土ごと発酵をさせて、野菜づくりをしています。とうもろこしも見事に育ちました。
花壇も菜園も枠をつくって土をもちあげています。客土したこの庭は排水が悪いので。
土が粘土質になっていたら、籾殻薫炭などや竹パウダーなど入れて炭素量をふやすと微生物が増えて団粒構造ができやすくなるようですからおすすめです。生ごみだけでは窒素が多くなりがちだし腐敗系の発酵だと粘土質になるようです。ぼかし・竹パウダー・炭は活用されたほうがいいです~
逗子市で考案された堆肥場も都会向けに良いとおもうので掲載しておきます。熱を逃がしにくくするための周囲の保温材。
生ごみは小さく刻むほど、発酵にいきやすく分解も早いです。
畑にドンと置いて、土を入れて生ごみを入れてフタ付きのこのカバーもスグレモノ。
犬猫カラスの被害がある地域にはこんな手作りもおすすめです。
近頃人気の竹パウダーをつくる粉砕機。150万円ほどで手に入ります。
粉砕した竹の、竹パウダー。このまま置いておくと、ホカホカと熱くなりよく発酵します。
良い発酵に導いてくれると同時に、ミネラルも多い竹パウダーは有機農業にはとても良い資材。
生ごみと竹パウダーだけでも真っ黒な炭素が多く菌がタップリの良質の堆肥ができあがります。
(生ごみリサイクル学習会など実施の際、写真使われる方はどうぞ!)
- 2013/02/27(水) 00:23:17|
- 大地といのちの会
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2月13日(水)には毎年恒例の聖和の謝恩会がありました。100人分もの調理をするだけでもスゴイな~と毎年思いますが、楽しい出し物もあり、片足残したような状態で非常勤に転向している私にとっては、新鮮な気持ちで卒業を前にした学生がまぶしく見えます。
どれも美味しい手料理で、親元を離れてもこうした調理をしてくれるに違いない!?と思いつつ、願いつつ?感謝していただきました。
午後の大地といのちの会の理事会では、九州大学の比良松先生が、学生の卒論ができあがり、プレゼンテーションをするデータを見せてくださいました。
九大の大学生とともに、吉田俊道さんの畑に通って、土作りの状態や有機野菜の味や抗酸化力の違いや害虫の生育状況の違いなどを実験検証してくださっていて興味深い内容でした。
まだ卒論の発表が終わらないとデータを掲載することができませんが、学生が地道な実験観察を続けてくれて、有機農業の有用性をより一層後押ししてくれるような実験結果でした。
春が近づき、卒業シーズンが近づく中、若者には不安な中にも夢を追って希望を胸に前進して欲しいです。
卒業を前にした学生の自殺が身近にあり、本当に悲しくて悔しくて大人として申し訳ない気持ちで残念でなりません。
こんなに輝く未来をもっている若い人たちが絶望しない社会をつくるお手伝いがしたいと心から思いました。
『がんばらない、あきらめない』の気持ちでできることを地道に続けていきたいです。
- 2013/02/17(日) 00:58:47|
- 大地といのちの会
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2月11日(月)には佐賀市のゴミ処理場(佐賀市環境センター)内にあるエコプラザを運営するNPO法人さが環境推進センターさんが企画してくださった『循環型社会体感ツアー』の参加者の皆さんが20名、佐世保を訪問してくださいました~
公募で参加された皆さんなので、さすがに熱心!ティアマリナホリデイで有機野菜の化学調味料が使われていない美味しいランチを食べてこられていましたが、眠気に負けず、食い入るように学ばれておられました。
ボカシを作って持ち帰り、早速、実践する気マンマンのご様子でした。
佐賀ではボカシ作りまではエコプラザで定期的に実施されているそうですが、土作りや野菜づくりまでの指導がないそうで、4月から始まる毎週水曜日の畑体験教室に来たい~!とおっしゃっている方が複数おられました!?
野菜づくりにすでに取り組んでおられる方が多く、益々のやる気を沸かしてくださっていた様子です。
ヘルスがエコになり、楽しい生きがいにもつながっていく、ワクワクの世界を知ると人生がより豊かになりますよねヾ(@⌒ー⌒@)ノ竹パウダーも地元で欲しいとおっしゃっていました。
まだまだ、竹パウダーブームも呼びたいですね。
- 2013/02/17(日) 00:08:01|
- 大地といのちの会
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田中丸弘子社長の発案で、吉田俊道代表が企画して来年度は『わくわく菌ちゃん農園』事業がスタートすることになりそうです。
指導者がついて畑のことをしっかり研修しながら、一緒に作物を育てていく研修農園を毎週水曜日に開催!?
毎週水曜日に玉屋前9時集合でマイクロバスに乗り、吉田さんの元気野菜園で午前中研修して昼食食べて解散。
玉屋の社員さんの研修にもあてたいそうですし、家庭菜園や有機農業に関心のある方々どなたでもいいそうで、毎週ありますから行ける時に行くという感じでもいいわけですよね!?
弘子社長は農業に強く関心が湧いているそうで、社員研修にも意欲的。また、地域の高齢者の方々も朝から病院に行って薬もらって帰ってくるよりも、朝から畑で一汗かいて、ヘルシーな健康弁当を食べて帰ってきたら、たとえ週1度でもきっと健康になっていくに違いない!とみんな意気込んでいます。
1年間この研修に参加する人には、ぜひそれまでの医療費と体験後の医療費の変化を数字にしてもらいたいね~などと夢が膨らんでいました
玉屋さんはマイクロバスも健康弁当も準備してくれるようですし、畑は吉田さんが準備万端だし、動き出しが楽しみですね~各種取材も入ったらいいですよ~メディアの皆さん、新しい形の市民主導型の市民農園
追伸
月2回の『玉屋:家族のための食のセミナー』も5階玩具売り場で展開予定で3月からスタートするそうです。
う~ん…なんか忙しくなりそう
吉田さん今のスケジュールでやれるのかな~???「私も含め高齢」スタッフの皆さん、覚悟しておかなきゃ~!?
- 2013/02/09(土) 11:24:44|
- 大地といのちの会
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地域の主任児童委員になって3年目、会合や研修が多く困惑もありますが、学びのある研修も多く、親として成長させていただけている気がします。
2月5日には、県北の主任児童委員がアルカスに集まり研修。大分の松尾順子先生、通称『マツジュン』!?先生の講演、キップの良さとトンチの効いたトークが大変楽しかったです。美空ひばりさんのような粋な感じで、結構なご年配が多い参加者を笑わせながらやる気にさせて、おじさま達も「たいしたもんばい」と満足されている様子にこちらも感心しきりでした!
マツジュン先生が言われましたが
「7歳までは自然体験をしっかりさせて本物と接することが大事。つまり、小1ぐらいまでに挨拶や親切心や優しさを育てることは自然の世界で生まれる。バーチャルな世界では育たない。
ためしに皆さん、今日帰ったら、孫の前で胸をおさえてバッタリたおれてくださ~い。その時、孫が心から心配してくれたら、うっそでした~と起き上がる。冷たい対応だったら、まあいずれ、遅かれ早かれ高校生ぐらいになったら刺されますよ。」会場、苦笑で爆笑。いや~笑いながら学べるのがいい~
半分昭和の40代にも、どっぷり昭和の60代にも、楽しい講演でした。世代に合わせて話すことの大切さも学びました。下記のリンクに動画があったので、こんな方ですが、これは「よそいき」のお話ですね~
講演というのは、歯に衣きせぬ生トークがいいですね~
食育の内容も結構もりこまれていたので嬉しかったです、ご活躍を
ありがとうございました。
松田順子先生の動画(大分県教育委員として)
- 2013/02/09(土) 10:41:27|
- 地域活動
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先日、伊万里の松尾農園さんからのイチゴ!ものすご~く美味しくて、ビックリするほどでした。
農薬も化学肥料も一切使わずに、ここまで見事に美味しいイチゴを育てるなんて、すごすぎますね~
久志先生のご指導で、ニホンミツバチの飼育も始めておられて、すでに何箱も巣別れしているという松尾農園さんの無農薬イチゴですから、久志先生のご仏前に持って行きました
奥様は「久志は、イチゴは一切食べませんでした。農薬をすごく使うから、ハチに悪いって。無農薬のイチゴだなんて…よろこんでいますよ」と言ってくださって、生産してくれた松尾農園さんにも、運んでくださった草月庵の田雜さんにも、ありがたい気持ちでした
受け取った時から、香りの強さと色の美しさに生命力を感じていましたが、食べてみたら、とにかく美味しくて!!甘くて!初めて食べる!ぐらい美味しかったです!
何個か差し上げたお友達も、美味しさにビックリして直後に電話かけてきてくださったほど…
土がいいとこれほど違うのか~と実感しました。
また、松尾農園に行ってみたくなりました~
田雜さん達が度々行かれているようなので仲間にいれてもらいましょ~
- 2013/02/09(土) 10:03:54|
- お店の紹介
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2月4日(月)、10月に一緒に味噌作りをさせていただいた木風小学校の収穫祭におよばれしてきました
毎年、味噌作りを継続してくださっている木風小。今年は日宇小から転勤された西本先生が担当でした
子どもたちが「箸が立つぐらいの具を入れた豚汁を作りました!おむすびは3個ずつです!塩加減がいいですよ!」と並べてくれました。給食を食べた後の5~6時間目でしたが、みなさんペロリと平らげていて、さすが~おそるべし食べ盛り!?
無農薬栽培をされてベジライフ生産者でもある長嶋さんご夫婦と共にお米を育てました。
食肉センターの河野さんは、市内はもちろん国内初、豚の枝肉を学校に持ち込んで解体ショーをなさったそうで、すべてセンターが買取り責任を負う形での実施だから実現しています。子どもたちはびっくりしたけど、焼肉が美味しくて、体験にも命にも、とっても感謝していました。
お味噌も三ヶ月しっかり発酵させて、とても美味しく出来上がっていました。先生方のご家庭用にも5kg8セット作りましたので、購入してくださった先生方に「市販のものとは全く違う、本当に美味しかった」と言っていただき嬉しかったです。
地元の子どもたちのために、食育の視点で一歩踏み出してくださった食肉センター。聖和中でもやってほしい…とお願いしました!?
地元と連携したこうした食育のスタイルが定着していることが素晴らしいなあ~と感動しました。
- 2013/02/05(火) 10:10:50|
- 学校での取り組み
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2月2日(土)、途上国支援のフェアトレードに取り組まれている西海町のショップ『パオ』の森田さんが企画された上映会に参加してきました。今年度は聖和中学1年生のクラスでもお話いただいたご縁もあり、中学生も2名参加してくれていて嬉しかったです。親子連れもおられ、バレンタイン前に何を選ぶか?の大切さを教えていただきました。
美味しいフェアトレードチョコを試食しながら、チョコレートの材料カカオがどこでどんな風に作られているか、映画の中で三人の女の子達が初めて見る生産現場に驚いている様子を、同じように驚きながら見ました。
カカオってこんな木にこんな風になってるんだ!!それだけでもビックリ。
さらに7歳ぐらいの小学生から中学生ぐらいの子たちが、10kgぐらいのカゴを頭に乗せて何往復も…
カカオをナタで割る時に手を怪我する子達も多いらしい。一日中わり続ける…このカカオを半分に切り種をバナナの葉でくるんで3週間発酵させ天日に干して、茶色く乾燥して初めて出荷。手間暇かけても微々たる収益…
そんな生産現場の子ども達も両親も、チョコレートを食べたこともない…
ガーナの子どもたちは、初めて食べた日本のチョコレートの味にビックリ「…おいしいね…」
働いても働いても生活は豊かにならないので、子どもたちを学校に行かせるよりも働かせたい親が多い状況…悪循環を断ち切るためにも子どもに教育を受けさせるように説得…校舎も教科書も机も椅子も十分無いにもかかわらず、楽しそうに学び、夢を語る子どもたち…
そんな現場を知り、立ち上がった女子大生3人。一生懸命訴え、適正な価格を生産者に支払い仲買を減らした平等な貿易をしたフェアトレードチョコを買おう!とシンポジウムを開き、東京銀座で呼びかけた結果は…実際に買いに来たのは60人程度のお客さん…。大きな経済の流れの前に苦悩する姿…それでも小さな一歩を踏み出した若者。…考えさせられるドキュメンタリー映像でした。
市民活動食育発信基地として『大地といのちの会「ベジライフ」だいち村』では、パオの森田さんにコーナー提供をして活動を支援しています。
森田さんの活動を通じて、あらためて学ぶことがたくさんあり、大変ありがたい連携をさせていただいていると感じました。ベジライフでお預かりしているフェアトレードチョコの意義を理解することができたので、流行イベント好きの我が家でも2月14日のバレンタインには、フェアトレードチョコでケーキを作って食べることにしたいと思います
- 2013/02/05(火) 09:40:24|
- ベジライフ
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波佐見町の隈田悦子さんのご指導で、手作り化粧品教室を実施することにしました。
看護婦さんをなさっていた隈田先生は手作りの化粧品に出会ってから、こんなに安全で身体にも美容にもよく、お金もかからない方法を多くの人に知ってほしいと思うようになられたそうです。
今日は『口紅』のつくり方をリクエストして教えていただきました。
まずは、個人個人で色選び、自分の肌に合う色を探すのはなかなか楽しいものです。
キャスターオイルに自分が選んだ天然色素を入れて。
さらに、植物から取り出したキャンデリラワックスを入れて。
湯煎にかけてとかします。
よく混ぜて均一に溶けたら、容器に入れて。しばらくすると固まりました。ワックスの量を調節して口紅にしたりジェル状にしたりできます。色素の量を調節するとリップクリームにもなります。
容器ひとつ分が300円!?「防腐剤も入っていないので一ヶ月ぐらいで使いましょう」とのことです。
とっても楽しかったので、来月から月に一度ぐらいのペースで実施していただくことになりました。
次回は3月4日(月)
口紅は1色600円
美容クリーム1100円+容器代105円
講習費200円(2回目以降は不要)
口紅や美容クリームはご希望のものを作り、実費を先生にお支払う仕組みにしようと思います。
参加希望の方はベジライフ(電話0956-23-0128)に予約してくださいね。
今後は写真に書いているように、日常使う化粧品やシャンプーリンスなどに至るまで、添加物のないものを簡単に作れるそうです。
季節や皆さんのニーズに合わせて、毎月、習っていきたいと思います。
お肌もきれいで健康的な隈田先生姉妹との楽しいひとときでした
- 2013/02/01(金) 22:08:29|
- 手作り化粧品教室
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1月30日(水)今年度は5年にわたってお世話になったこちらの委員会の委員をすることになり、会議と現地視察に参加してきました。長崎市で午前中の会議が終わってから、午後は大村に移動して視察。
「おおむら里山村づくり」の皆さんの活動場所の視察は大変興味深かったです。
農業高校が廃校となり、使わなくなった農地を利用した市民の取り組み。産廃業者などが多い地域でもあるし、棚田の最上部にもあたる場所を市民の憩いの場所にしようと取り組んでおられました。
木が生い茂った状態になっていた荒地を開墾し、抜根し、畑の準備が完了していました。
来年度からは市民農園として取り組みを開始する予定だそうです。皆さん生ごみリサイクルに取り組んでいる方々が多く、今後が楽しみでした。山崎さんの畑の学校で学ばれたそうでした!
農林部では、材木を粉砕する機械を約2万円ぐらいで貸出することも始めておられ、竹パウダーや材木チップにできるパワフルな機械を使っておられました(^O^)嬉しい情報!
それにしても山は深刻な状況で、材木は1本1000~3000円程度…切ってもお金にならないので放置され、森林環境基金などで、森林組合の方々が1日100本を間伐しても全く追いつかない状況の様子。下の写真も3分の1は緊急に間伐が必要な場所です。
経済構造上、林業が破綻をきたしているのがよくわかりました。
材木の貿易自由化で破綻している林業の現状を見ると、農業が自由化されたら同じ道をたどるだろうと想像されました。漁業・林業・農業は国策で守らなければいけない命の要だと思いました…
追伸
帰り道、森林環境税で作られたビデオの中、彼杵小学校が学校森で環境学習をしている様子が出ていましたが、「弁当の日」の取り組みで自分で作った弁当持参で山にのぼる様子が出ていましたよ~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
- 2013/02/01(金) 19:33:50|
- 森林づくり事業
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1月28日(月)佐世保市立楠栖小学校での土作りがスタートしました!
彼杵小学校で取り組んだ林先生、相浦小学校で取り組んだ永田先生、相浦西小学校で取り組んだ教頭先生、が皆さんお揃いで、4年生の福田先生に取り組みをおすすめしてくださったそうです。何より嬉しいですね(^O^)
さて、90分の時間をいただいたので、まずは『菌ちゃん』の話を30分近く教室で。
「菌と言えば?」と聞くと「殺菌!除菌!」と真っ先に出てきて苦笑(>_<)とっても楽しい4年生達との時間でした。やる気まんまん?でみんな生ごみをもって登校してきてくださっていたので、それを持って、給食残渣と一緒に畑に移動。
畑の横でぼかし作りをしました。やはり、作業は楽しそう!?米袋6袋分をつくりました。
みんなが持ってきてくれた生ごみを混ぜたてのボカシと共に、畑に投入!
さらに、雨よけにブルーシートをかけて作業終了しました。
今後は6区画すべての畑に投入して、来年度、5年生になってから、野菜やサツマイモを育てる計画だそうです
初めての福田先生は「すべてにびっくり!しました。除菌・殺菌は私が度々言っていたので、子ども達と一緒に、微生物液の菌ちゃんをなめたのを見てびっくりしました。これから土作り、がんばってみます!」と率直な感想を言ってくださっていました。
皆さん、4年生の応援、よろしくお願いいたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
- 2013/02/01(金) 19:03:46|
- 学校での取り組み
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下記ブログ報告、
平成23年8月、この時も目をキラキラさせながら、ニホンミツバチの可愛らしさをはなされました。
そして、いよいよ、時代は動き始めたと意気込んでおられました。
震災からの2年、先生は70代の身体に鞭打って、懸命に走り続けた感が強いです・・・
久志先生の平成23年8月の御講演報告(1月9日、食育祭準備会議において、1月28日講演会の企画を初めて出された久志先生。出版本の報告と、まだ白紙の講演会をぜひ実現させたいと…大地といのちの会にも広報要請がありました。短期間に100名以上の人を集められ、すべての準備をほとんどお一人でなさっていたようです…)
- 2013/01/29(火) 15:37:48|
- ニホンミツバチ
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久志冨士男先生は平成25年1月28日、享年77歳にて永眠されました。
通夜および葬儀、告別式は、下記のとおり執り行われます。
ここに故人のご冥福をお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます。
記
通夜 1月30日(水)午後 6時より
葬儀・告別式 1月31日(木)午前11時より
場所 佐世保中央斎場
〒857-0011 佐世保市春日町1-6 ■TEL:0956-25-7600
- 2013/01/29(火) 13:00:18|
- ニホンミツバチ
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1月28日(月)アルカス佐世保にて
ニホンミツバチ博士の久志冨士男先生と、田坂興亜先生とのダブル講演ということで、会場は満席。
新型農薬ネオニコチノイド系農薬への関心の高さが感じられました。
久志先生は執筆活動やミツバチ保全活動、こうした講演会の準備に奔走され、お体のご無理が重なっておられたご様子でした…久志先生の御講演開始5分後の出来事でした…
久志先生には学生にもお話いただいたり、この1年、本当に多くのことを学ばせていただき、すっかりミツバチファンになり、何箇所も巣箱を見せて下さり、これから、こんな可愛くて大切なニホンミツバチの存在をもっともっと広げていきたい…とかんじさせられているところでした。
こんなにも早く、お別れの時がくるとは予想もできませんでした。今回の企画は20日間ほどの準備期間で、駆け回っておられた様子で、もっとお手伝いできたのではないかと…参加者としてフラリと行った自分があまりにも悔やまれ残念です…
先生の想いは一生こころに刻み、忘れません。
心からご冥福をお祈りいたします。
倒れられる直前まで、ニホンミツバチのお話をなさっておられました…
久志冨士男先生の最後の御講演←動画はこちらをクリック(30秒ほど)
- 2013/01/29(火) 01:52:12|
- ニホンミツバチ
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